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【着物をつくる工程】 《糊伏せ》


【真糊糊糸目だけで柄を描く】
実際に職人さんの仕事場にお邪魔して
糸目糊の作業風景を撮らせていただきました♪


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『真糊友禅』の場合、柄に先に色を入れ
その後に生地の地色を染めていきます。
なのでその際、先に色を入れた柄に
地色の色が入ってしまわないように
防染する(※「糊伏せ」といいます)のが
伏糊の役割です。
ですが、こちらの作品では
防染に使われる『伏糊』ではなく
『糸目糊』を用いて柄を描いております。
柄に色は入れず、染めるのは地色だけ。
糸目糊という技法を用いて且つ
繊細な柄を描く、というのは非常に難しいんです。
少しでも糊がズレてしまったら、その柄は台無しになってしまいますから。
一流の職人さんだからこそ出来る技法を用いた一枚
見てみたいと思いませんか?